再生医療を受けるために必要な細胞バンク

大阪「そばじまクリニック」の再生医療部門では、最先端の再生医療を使って、加齢や肥満による関節の障害や、スポーツにおける関節痛や肉離れなどの障害の治療に当たっています。

再生医療の鍵となるのが、「幹細胞」です。

この幹細胞は、自己複製能力と分化する能力を有しながらも、まだ特定の体の部位になっていない細胞のことを指します。

この細胞を培養すると、臓器を再生できます。

現在、乳がんの術後乳房再建や心臓血管病、肝硬変などの消化器病など、多くの分野で治療されている疾患です。

この技術を応用して、アンチエイジングなども可能になることが期待されています。

そばじまクリニックでは、おなかや太ももの裏にある皮下脂肪から350ccの脂肪を吸引し、脂肪幹細胞を採取します。

350ccから採取できる脂肪幹細胞は5cc程度です。

採取には特別な機器を使用しますが、米国の分離技術で、滅菌をしながら幹細胞を分離し、濃縮幹細胞を作り出していきます。

細胞バンクはこの創り出された濃縮幹細胞を、いくつかにわけて冷凍保存する技術です。

そばじまクリニック施設内の「細胞処理センター」で専門スタッフが、皮下脂肪から幹細胞を採取し、マイナス150℃の超低温で長期冷凍保存します。

若いときに、または健康なときに細胞バンクに濃縮幹細胞を保存しておくことで、いざ再生医療が必要になった時に、自分の脂肪幹細胞を使用して治療を受けることが可能です。

長期保存されている方には、随時臨床研究の動向を踏まえた情報を提供いたします。

TOP